シュラミス昨日から復帰しました!&手作りごはん宣言!
療養のため、暫くお休みをしていましたシュラミスですが、
『昨日よりお店に復帰いたしました』
当面の間は、裏のケージで休憩しながら、少しずつ環境になれさせていきたいと思っています。
応援して下さった皆様、本当にありがとうございましたm(__)m
特に、もとKセラビルのI様、同僚の皆様、ご来店の度にシュラミスのことを気にかけて下さり本当に嬉しかったです。
家ではもう手に負えないくらいのやんちゃくんに大復活しています。
さて、今日はシュラミスが復帰に至るまでの経緯をお話したいと思います。
ちょっと長くなりますので、暇な時にでもお読みいただけたら嬉しいです。
シュラミスがお店に来て少し経ったころから、毎日下痢をするようになりました。
病院で何度か検便をしてもらいましたが異常はなし。
注射や投薬を続けましたが、全く回復せず下痢は2か月続きました。
そんなある日、朝まで元気だったシュラミスが、ぐったりしはじめました。
顔が斜めに傾いていて、目は虚ろ、まっすぐ歩くことが出来ません。
暫くすると嘔吐を繰り返し、体が冷たくなってきているように感じました。
すぐに夜間救急病院に電話し、一通り症状を説明、バタバタとタクシーに乗り込みました。
タクシーの中では、先生に電話で言われた通り、砂糖水を口に湿らせてなめさせました。
ぐったりし全く動こうとしません。
病院に到着。酷い脱水症状ということで、すぐに点滴と注射を打ってもらいました。
暫くすると、脱水症状は回復し、虚ろだった目に変化を感じることが出来ました。
しかし、白血病・猫エイズ・伝染性腹膜炎・前提疾患・先天性の病気・・色々な病気の可能性がある・・
先生からの言葉に不安を抱えたまま、この日は自宅につれて帰りました。
翌日、行き付けの病院で様々な検査をしてもらいました。
しかし、いくら検査を重ねても病名を特定することは出来ませんでした。
そして、それからも下痢は続き、注射・点滴・飲み薬何をやっても治ることはありませんでした。
この時点で下痢は5か月続いたことになります。
幸いなことに体力はどんどん回復し、体は斜めの状態のままではありましたが、
家中をびょんびょん飛び回るほどになりました。
こんなに元気になったのに、なぜ下痢は治らないのだろう?何とかしてあげなくては・・。
そんなある日、「間違いだらけの猫カフェ選び」というブログを書かれているいなみっくすさんのブログで、
吉祥寺に素敵な猫のいるカフェ(※猫カフェではありません)がオープンしたことを知り、興味を持った私は
早速遊びに行くことにしました。
それがmellow cafeさん。
そう、このお店こそがシュラミスが元気になるきっかけをくれたお店なのです。
mellow cafeさんは無農薬の食材にこだわった、美味しくて・安全で・体に良い食事やデザート、
飲み物をいただけるオーナーさんこだわりお店です。
そんなmellow cafeさんは、勿論猫たちのごはんにもこだわっています。
それは、『手作りごはん』 生肉と野菜が主食になります。
猫は元々ねずみを食べて生活していた完全肉食動物です。
生の肉や骨を食すのが正しい姿なのです。
そうは言っても手作りご飯に関しては、賛否両論だと思います。
獣医さんですら好意的でない先生もいるほどです。
私は、キャットフードが全てダメとは思いませんが、正直原材料が何なのか、
袋を見ても良く分かりません。
自分の目で食材を選び、自分の手で作る安心感が手作りごはんにはあるのです。
愛情があるのです。
mellow cafeのオーナーさんから1冊の本を紹介してもらいました。
獣医師 本村伸子先生の『ペットの健康ごはん』という本です。
この本を読みシュラミスに手作りごはんを食べさせようと決意しました。
そして、恐る恐る鶏肉をフードプロセッサーで細かくしたものをシュラミスの前に置いてみました。
すると、何の躊躇(ちゅうちょ)もなくガツガツとあっとい間にたいらげてしまいました(恐るべしシュラミス 笑;)
そして、手作りごはん3日目にしてシュラミスの下痢がピタッと治りました。
5か月間、一日も休まず続いていたものが、手作りごはんに変えたとたんに、
ピタッと治ってしまったのです。私の中では奇跡としか思えない瞬間でした。
あんなに嬉しかったトイレ掃除は初めてです!
その後のシュラミスの元気さといったら半端ではありません。
家中の物が壊され尽くさない内にお店に復帰させなくては!となりました(笑)
このようなことがあり、結局シュラミスは『食物アレルギー』だろうという結論になりました。
そして、それに気付かずキャットフードを食べ続け、ストレスから前庭疾患に・・・。
現在、わんちゃんの食物アレルギー検査は可能ですが、猫の検査は不可能だそうです。
なので、何のアレルギーかは今もわかりません。
早く猫も検査が出来るようになればいいな、と思っています。
今、チャマモの猫スタッフたちは全員手作りご飯を食べています。
始めはなかなか食べてくれなかったランチとミルクも、少しずつ慣れてきてくれたようです。
手作りごはんに移行してからの猫たちの活力が明らかに違うのをはっきり感じます。
手間と費用が少しかかりますが、みんなの元気な姿を一日も長く見ていたいので、
これからも頑張ってみようと思います。
最後に、シュラミスには後遺症が残りました。
顔が少し斜めに傾いています。
知らない方がみたら滑稽に見えるかもしれませんが、私たちはシュラミスの顔を見る度に
辛かった一緒に頑張った日々を思い出します。
どうかこれからも見守って下さい。
大変長~いブログになってしまいました・・・。
お読み頂き本当に感謝しますm(__)m
猫カフェ(ネコカフェ)cat room chamamo(チャマモ)原宿